2014年 05月 28日
奈良ーちょっと寄り道、、
一緒に奈良巡りをした友人ご夫妻が聖公会の信者さんだったので、門は閉まっていましたが、お願いして特別に教会内も見せて頂けました。
昭和初期に建てられた和風建築のキリスト教会は、その当時、奈良公園地区の建物の規制が厳しく,日本の伝統的な様式で建てることになったそうです。
設計、施工は奈良教会の教会員でもあった宮大工の大木吉太郎氏です。
この教会と隣接する親愛幼稚園は共に登録有形文化財に指定されています。
まるでお寺のような屋根や外壁、、でも、ちゃんと屋根には十字架が。
キリスト教会にはステンドグラスがありますが、ここは障子の柔らかな光で会堂が満たされています。
パイプオルガンも和風建築にしっくりなじんでいます。
米国、ヨーロッパ,日本国内のいろいろなキリスト教会に行きましたが、ここの空間に身を置くと、何とも言えない安らぎと暖かさを感じました。
興福寺の五重塔を背景にした、十字架を眺めるのも不思議な気持ちでした。
お庭の芙蓉が見事に満開。
by june-jolly
| 2014-05-28 23:29
| お出かけ
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